2006年01月05日

【第9話】男社会

結婚前と同じ会社で働き続けるつもりだったのに結婚後いきなりのカウンターパンチは名前の事。

結婚した事と対社外のもろもろとは全く関係の無い事。

わざわざ結婚した事を知らせるつもりも無かったので苗字も旧姓のまま通すつもりが会社の圧力でそうもいかなくなりました。

社内の人にも名前は前のままで、とお願いしたのに思うとおりには行きませんでした。

上司に直談判しても私の言っている意味も分からない様子。

完全な男性社会・・・

結婚したら会社を辞めるのが当たり前の会社ではもうやってはいけないと思い出したのです。

(続く)
posted by まりんぼ at 15:47| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | (9〜12話)女が働き続けるという事は | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

【第10話】働く、働く

会社を辞めた私は、すぐに再就職。
今度は今までと違って小さな縫製メーカーです。

小さい会社なので分業式では無く、すべてを自分で完結させなくてはいけません。

自分で企画して、デザインして、生地を選んでサンプルを作って、さらにそのサンプルを持って売り込みに行って値段の交渉、注文があれば今度は生産ラインに乗せるための作業が待っています。

本生産用の型紙を作って反物を仕入れて、裁断工場に出し、戻ってきたら縫製指示・・・

デザイナーでありながら、営業マンでもあり、さらに工場を動かすという事をすべてひとりでやっていました。

今までにないやりがいを感じていました。

バリバリ仕事をしている中で忘れる事の出来ない悲しい出来事があります。(続く)
posted by まりんぼ at 05:35| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | (9〜12話)女が働き続けるという事は | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

【第11話】悲しい出来事

とても悲しい出来事・・・

せっかく授かった新しい命を失ってしまいました。

流産です。

仕事があるから、仕事のキャリアをストップさせたくないからという理由でずっと子供は作らないつもりで結婚したのですが、女としての本能的なものがそう思わせたのか結婚して6年が過ぎた頃から子供が欲しいという気持ちに変わっていました。

そして、授かった命だったのに・・・

特に夫は子供好きだっただけにショックも大きかったと思います。

それでも落ち込む私に「君がいてくれたらそれでいい」と言ってくれました。

うーん、この事はあまり書きたくなかったですが何もかも包み隠さずという覚悟で書き始めた誕生物語ですのでやはり飛ばす訳にもいかないので思い切って書くことにしました。

自分の体を省みず、仕事ばかりしていたバチが当たったのかと真剣に思いました。

それでも仕事を辞めるという事は考えませんでした。

何がそんなに自分を駆り立てるのか、それは未だに不明です。

posted by まりんぼ at 14:17| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | (9〜12話)女が働き続けるという事は | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

【第12話】葛藤

悲しい出来事(第11話参照)を乗り越えたあと、子供(男の子、2年遅れて女の子)を授かりました。

出産直前まで仕事をして産後8週休んだあとに復帰して働き続けました。

結婚した時、仕事をやめるという事が自分の選択肢になかったように、出産したからと言って仕事をやめるという事は考えた事がありませんでした。

仕事は自分の人生をつかさどる大切なもの。

子供は可愛い。だけど自分の人生と子供の人生は全くの別物。と思っています。

お互いを尊重しながら仲良く一生を送れたらそれが最高。

子供に対する自分の基本的な考えです。

そんな事を言いながらも子供にはとても甘い母です。^^

下の子を始めて保育園に入れる前日、悲しくて悲しくて、自分はこんなに小さい子供を預けてまで何をしようとしているのだろう。

仕事がそんなに値打ちのあるものなんだろうか。

まだ生後2ヶ月の娘を抱きしめて自問自答を繰り返しながら、子供に「ごめんね。」とつぶやく自分がいました。



自分を駆り立てるもの。

『野心』というものかもしれません。

いつか起業して社長になりたい。自分の裁量で会社を回してみたい、という気持ちがその頃からあったのかもしれません。

posted by まりんぼ at 12:30| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | (9〜12話)女が働き続けるという事は | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする