会社勤めを続けていてもどこか満たされない気持ちがあって自分の本当にやりたい事はこれではない、という気持ちがいつもあったような気がします。
でも自ら会社を辞める勇気はありませんでした。
生活がかかっていますから。
専門学校を卒業してから16年間、企業デザイナーとして頑張ってきたけれど、自分が本当にいい、と思える服を一度でも作れた事があるのだろうか。
紀宮様のお衣装担当の時からずっとずっと誰かの言いなりで物づくりを続けてきたような気がしていました。実際そうだと思います。
そんな気持ちが日々高まっていた頃、劇的な変化が訪れました。
2006年07月19日
2006年09月28日
【第14話】劇的な変化
劇的な変化・・・
勤めていた会社の倒産です。
アパレルは本当に倒産の多い業種で、私も取引先の倒産には何度か出くわしてきました。
でも自分の会社が倒産するというのは初めての経験でした。
バブル崩壊と共に業績が悪化していたのも知っていましたが、倒産と言うのは、やはり衝撃的な事でした。
この時、悲しい家族旅行をしました。
取引先から逃れるために、ふたりの子供を連れて神戸に旅行に出かけたのです。
会社が倒産すると、支払いをしてもらっていない取引先はどんな手段を取っても(従業員の自宅に押しかけても)未払い分を回収しようとすると言う事は人生の経験上、知っていました。
何も知らない子供達が無邪気に喜んでいるのを見て複雑な気分でしたが、もう私の中では気持ちの切り替えが出来ていたような気がします。
夫が海外出張中で不在だったので、自分がしっかり子供達を守るしかないと言う緊張感からか旅行中、悲しいとかつらいというマイナスの感情は有りませんでした。
くよくよしても始まらない。
前を向くしかない。これからの事だけ考えよう。
そして今はこの旅行を楽しもう。
と考えていました。
悲しい家族旅行と書きましたが、その時は悲しいとは思わなかったのに昨日、久しぶりに出かけた神戸で当時泊まったホテルを見た時、初めて悲しい気持ちになりました。
当時は気が張って、努めて明るく気持ちを保とうと思っていたのが、きのう久しぶりにそのホテルを見た時、当時押さえていた感情が吹き出したのかも知れませんね。
勤めていた会社の倒産です。
アパレルは本当に倒産の多い業種で、私も取引先の倒産には何度か出くわしてきました。
でも自分の会社が倒産するというのは初めての経験でした。
バブル崩壊と共に業績が悪化していたのも知っていましたが、倒産と言うのは、やはり衝撃的な事でした。
この時、悲しい家族旅行をしました。
取引先から逃れるために、ふたりの子供を連れて神戸に旅行に出かけたのです。
会社が倒産すると、支払いをしてもらっていない取引先はどんな手段を取っても(従業員の自宅に押しかけても)未払い分を回収しようとすると言う事は人生の経験上、知っていました。
何も知らない子供達が無邪気に喜んでいるのを見て複雑な気分でしたが、もう私の中では気持ちの切り替えが出来ていたような気がします。
夫が海外出張中で不在だったので、自分がしっかり子供達を守るしかないと言う緊張感からか旅行中、悲しいとかつらいというマイナスの感情は有りませんでした。
くよくよしても始まらない。
前を向くしかない。これからの事だけ考えよう。
そして今はこの旅行を楽しもう。
と考えていました。
悲しい家族旅行と書きましたが、その時は悲しいとは思わなかったのに昨日、久しぶりに出かけた神戸で当時泊まったホテルを見た時、初めて悲しい気持ちになりました。
当時は気が張って、努めて明るく気持ちを保とうと思っていたのが、きのう久しぶりにそのホテルを見た時、当時押さえていた感情が吹き出したのかも知れませんね。


