2016年12月21日

【第28話】助成金の使い道

頂いた助成金の100万円を何に使ったかといいますと。

『結婚式速報新聞』(←第20話参照)に使うカラーレーザープリンタをまず購入しました。70万円位しました。

今は軽くてコンパクトで安価なものがたくさん出ていますが、当時A3サイズの両面フルカラーのレーザープリンタは大きいものしかありませんでした。90キロあるレーザープリンタを毎回、車に積んで結婚式場に出かけて行くのです。

夫が主となってやっていたビジネスで時々手伝っていた程度ですが、車に積み込むのは本当に大変な作業です。

『寒い』事と『重い』事が何より嫌いな私にとってあの90キロの積み込みは今思い出してもゾッとします(笑)

後は楽天市場店に出店する資金にしました。

楽天市場と言うショッピングモールがある事を知ったのは2000年だったと思います。
新しいもの好きの夫がパンフレットを取り寄せてみていたのを覚えています。

当時は今のように色んな出店プランも無く月5万円の一律出店プランだったと思います。
半年分30万円の前払いです。

売上に対して何パーセントか支払う仕組みが出来たのはこの何年か後です。この頃は5万円以上の出費は何もありませんでした。

それでも30万と言うお金を捻出する事が出来なかった私はこの助成金を使って出店する事ができました。

プリンタと出店料でちょうど100万円です。

(29話に続きます)
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2016年12月19日

【第27話】やっと本格始動

なんと1年9か月ぶりの更新です。もし、ご覧頂いている方がいらっしゃったら嬉しいです。


本当にありがとうございます。もう少し頑張って更新頻度を上げますので引き続きご覧くださいませ


このブログは誰かに見てもらうと言うより自分史の記録の要素もあります。こうやって過去を整理する事で今度は未来も見えてくるような気がしています。


私にとっては激動の2000年、2001年でした。でも16年経った今、思い出してみるとあの頃の方が今よりずっとずっと怖いもの知らずでした。


だから起業できたのだと思います。今は正直言って怖いものだらけです(笑)あの頃にもし、戻る事が出来たらもっともっと上手な商売が出来るのにと心から思います。これから起業をお考えの方がいらっしゃいましたら是非反面教師としてご覧ください。


なんだかんだ言っても起業って最高に楽しいですし、素敵な事です。応援しています♪


打間先生との出逢いのところまででしたね。前のお話は。


2001年の出逢いから15年経過した今年2016年、なんと打間先生と再会しました。本当に嬉しい再開でした。


再開のいきさつはまた機会があれば詳しく書きますが、15年ぶりにお会いした打間先生は『先生』と呼ばれるのを嫌う『ダマ奈津子』さんとなっておられました。


15年間、勝手に心の師匠と思い続けてきました。私に取って一番尊敬する方は今も昔もダマ奈津子さんです。


話を2001年に戻します。


認定を受けたらすぐにお金がもらえるわけでは無く、またまた行政の大好きな書類提出が待ち受けています。


何にいくら必要なのか各所に見積書も出してもらわないといけません。


大変面倒ですがもらえると分かっているものに対する書類ですのでそれ程苦には思わず書類提出を済ませました。


怖いもの知らずはこの時にも発揮されました。


助成金は100万〜400万円と言う幅があります。・・・当然400万円欲しいですよね。


400万円分の見積書をかき集めて、提出したのですが実際に振り込まれた金額は100万円でした。(今、初めて金額を公表します)


振り込まれた通帳片手に電話しました。そうです、テイクオフ21の事務局にです。


「400万円申請したのに、どうして100万円なんですか!(怒)」って。

こんな電話するなんて今の自分なら有り得ないです。
100万円頂けただけでも大変ありがたい事なのにこれではまるでヤクザです(笑)

当然、理由は教えてもらえません。

後日、担当者の方に会った時に理由を教えてもらいました。見積書の中に車が入っていたのがダメだったみたいです。

「どーせ、プライベートで使う目的でしょ。」と思われるみたいです。

またそれで食ってかかった懲りない私。「じゃあ、何で先に教えてくれなかったんですか!」って笑いながらですが言ってしまいました。

イー加減にしなさい、自分。です(笑)

(28話に続きます)








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2015年03月29日

【第26話】師匠との出逢い

驚く事にテイクオフ大阪21の書類に通ってしまいました。

次はプレゼンテーションです。

色々な専門家の前で自分のビジネスモデルを発表します。

この先生方の判断で認定されるかされないか、助成金が頂けるか頂けないかが決まります。

2ヶ月前に国際会議場でのプレゼンの失敗を教訓に、『ゆっくり』『はっきり』話す事を心がけました。

何度も何度も練習を繰り返して時間ぴったりに終わる練習もしました。

この時の練習がその後、本当に役立ちました。会社を経営していると色んな人の前で話す機会が嫌でもあります。必ず規定時間ぴったりに終わると言うのがこの練習で特技と言えるものになっていました。

運命の日がやって来ました。

会場にかなり早く着いた私は会場の前で座って待っていました。

数人の方が同じ日にプレゼンするようです。すでに早い順番の人の発表は始まっていました。

隣にひとりの女性が座りました。

『私の前にプレゼンする人かな?』と思っていると向こうから声をかけて来られました。

女性「あなた、今日プレゼンする方?」

私「はい。そうです。」

女性「私、打間って言います。今日の審査員です。」

びっくりしました。

聞くとこの打間先生は神戸異人館でレストランやドレスショップを経営されていて異人館も所有されている大社長です。

異人館ウエディングを最初に始められた女性起業家のはしりのような方です。

本当は今日の審査会に来る予定では無かったけれどウエディングの人(私の事です)がひとり居るのでその人のプレゼンだけ聞くために来た、と言うお話でした。

他の審査委員は全員男性だし、ウェディングの事は良く分からないと思うから自分が行かなくっちゃと思って下さったようです。

予定時刻より早めに何でも行ってみるものです。

待ち時間の間、打間先生と色々なお話をさせて頂く事が出来ました。

その中で一番心に残っている会話です。↓

先生「あなた、お子さんいらっしゃるの?」

私「はい。3歳と1歳の子がいます」

先生「女性が子供を育てながら事業を続けていくコツはね、
   『頑張り過ぎない事』これに尽きますよ。」

今もこのお言葉を胸に刻んでいます。

いよいよ自分の番が来ました。

打間先生と一緒に会場に入りました。

しーんと静まり返った審査会場。

私は今までの思いのたけをすべてぶつけるような気持ちで発表しました。

打間先生の心に届け!と言う思いで。

私の話が終わったのと修了時刻のベルが鳴ったのがほぼ同時でした。

終わって「ありがとうございました。どうぞよろしくお願い致します」と言って会場を後にしようとした時の打間先生のひと言。

「あら、あなた。私と誕生日が一緒ね!!」

ニコニコ顔の打間先生がそこにいらっしゃいました。

しーんとしてピリピリした中、その大きなひと言で場の空気がさっと和んだのが分かりました。

嬉しかったです。自分の気持ちもピンと張り詰めている時、そんな温かいひと言が本当に嬉しくてたまらなかったです。

すぐに私は打間先生の方を向いて言いました。

「あっ、そうなんですか!光栄です!」同じくニコニコ顔で。

その瞬間、私は心の中で助成金はゲットした。と思いました。

何の根拠もないです。自信もないです。

でも「誕生日が一緒ね!」のひと言でなぜか確信に近くそう思ったのです。

不思議ですね。

家に戻った私は自分の声が全く出なくなっている事に気付きました。

自分では気が付かなかったのですが発表までのプレッシャーは相当なものがあったのかも知れません。

発表の次の日の朝、1本の電話が入りました。

テイクオフ大阪21の担当の方からです。

「原田さん、おめでとう!認定されたよ!しかも助成金も出るよ!」

その次の言葉がありがたかったです。

「打間先生以外の先生はみんな助成金を出すのには反対でした。
だけど打間先生がひとり頑張ってみんなを説得してましたよ」

打間先生に感謝の言葉もありません。

お礼を言って電話を切った後、異人館にいらっしゃる打間先生に電話をしました。

これも不思議な事なのですが、打間先生は全国を飛び回っていらっしゃるので異人館の事務所にいらっしゃる事はほとんど無いそうなんです。

それが電話をかけたすぐに打間先生が出られたのにも何か不思議なご縁を感じずには居られません。

声にならない声でお礼を言った私に返って来た言葉が

「あら、あなた何その声?でもそれだけ頑張ったって事よね」

最後に「これから頑張んなさいよ!」とおっしゃって頂けました。

こ時の「がんばんなさいよ!」の言葉があったから今まで頑張って来られたと思っています。

この時がウェディング工房てく・まりんぼの本格始動の瞬間だったと思います。
(第27話)

posted by まりんぼ at 13:26| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | (26〜)本格始動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月27日

【第25話】甘くはない

しかし、実際に乗りかかってみるとこれ程大変な事だとは思いもしませんでした。

詳細な収支計画はもちろんの事、ビジネスモデル自体が斬新でITを使ったもので無くてはならない。

テーマは『結婚式速報新聞とインターネットを使ったウェディングドレスのオーダーメイド』と決まったのですが、書類の書き直しが何度も何度も入り、本当に途中で止めてしまおうかと思いました。

何度書いても通らない。細かいチェックが入る。

仕事もそろそろ忙しくなってきましたので時間的にもきつくなってきました。

もうやめます。と言いかけた事が何度もあります。

本当にやめてしまおうと思い、やめる前にある方に相談しました。

起業家セミナーでお世話になった大阪府の田中さんと言う方です。

その方に相談に行ったらひと言。「ダメもとで最後までやってみたら」

・・・そのひと言が本当に大きかったです。

冷静に考えてみたら、ここまで書類が出来ているのならダメ元で提出までしてしまおうと思うのが普通かも知れませんが当時の私はそんな事も分からない位追い詰められていました。

「ダメもとで最後までやってみたら」このひと言で再びやる気になった私は、頑張って膨大な書類を仕上げてまずは提出しました。

まずは第一関門の書類選考です。これが通らないと次の段階のプレゼンテーションには進めません。

(第26話に続きます)

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2015年03月23日

【第24話】舞い上がったプレゼンテーション

いよいよ『ベンチャー2001KANSAI』の当日です。

大阪国際会議場で開かれました。立派な建物にいきなり圧倒されてしまい、さらに人の多さにも圧倒されました。

プレゼンテーション会場もぎっしりの人です。完全に舞い上がってしまいました。

超早口になった私は予定時間の半分ほどで話が終わってしまいました。

次の発表者の方、主催者の方に大変なご迷惑をかけた事、今でも申し訳なく思っています。

大失敗のプレゼンテーションでしたが、これをきっかけにプレゼン度胸がついて今後何度も訪れる人前で話す機会には全くあがる事なく、時間も規程時間きっちりに終わる技を身につける事が出来ました。

数年後にこの時、聞いておられたマスコミの方の取材の申し込みがあったりして、失敗とは言え、その後あの時のプレゼンテーションのお陰で色々たくさん良いことがありました^^

最大のいい事が、この後訪れるベンチャー企業の登竜門である『テイクオフ21』の認定につながったと言う事だと思います。
ベンチャー2001が終わった後、起業家セミナーで教えてもらったある情報をふと思い出しました。

大阪府のベンチャー企業支援の制度のひとつに『テイクオフ大阪21』と言うのがある。

書類審査の後、プレゼンテーション等もあるがもし認定企業になれば色々な府の支援策が用意されている。

認定企業の中でも特に優秀と認められば100万〜400万円までの助成金が支給される。

と言うものです。

助成金、と言うのは融資と違って返さなくて良いお金です。

当たり前の事ですが^^;

100万円の利益を出すと言うのは本当に大変な事です。それがこの審査で認められればその金額が一度に入ってくる。

何度もいいますが返さなくて良いんです。

チャレンジしてみる価値のあるものだと思いました。
(第25話に続きます)




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2008年08月20日

【第23話】はじめて作ったホームページ

起業家セミナーで教わった事のひとつに「これからの会社はホームページ位ないとダメだ」と言うのがありました。

単純な私は人の言う事は完全に真に受けます^^;

たいへんだ!たいへんだ!たくさんのマスコミが来るチャンスなのにホームページがない!作らなきゃ。

と思った私は生まれて初めてのホームページ作りにチャレンジしました。1年前、インドの服をネットで売ろうとして挫折しましたが、その時と比べて本気度は数段違っていたのだと思います。

【必死】な気持ちは色々な不可能を可能にします。奇跡も起きると思います。

作ろう!と思い立って実際のプレゼンテーションまで2週間もなかったと思います。

メールすらした事がない私が果たして出来るのだろうか?

と言う不安は実は有りませんでした^^;

この頃、何かにとりつかれたように必死でした。

何でもやれば出来る、と思っていたと思います。

『ホームページビルダー入門』と言う本を買って来ました。

今思い出しても赤面するようなド派手なホームページを作りました。

本当に1週間で10ページほどのホームページを仕上げてしまったのです。

完成したのはプレゼンテーションの2日前だったと思います。

滑り込みセーフで案内チラシにURLを入れてもらう事が出来ました。
(第24話に続きます)
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2008年06月20日

【第22話】チャレンジ!

起業家セミナーの最終回に全員が各々のビジネスプランを発表します。

その発表の中で特に優秀と認められたビジネスプラン発表者3名は来る9月に大阪国際会議場で行なわれる『ベンチャー2001KANSAI』で大勢のマスコミの前でプレゼンテーションが出来る機会が与えられると言う事でした。

自分なりに一生懸命考えました。

ウェディングドレスのオーダーとITを絡める事は出来ないかと考えました。来店しなくてもウェディングドレスのオーダーが出来る仕組みを考えました。
お客様の個別ページを作ってお客様が自分のページにアクセスすれば自分のドレスの進行状況を見る事が出来れば面白いな、と思いました。

今でこそ当たり前ですが当時はインターネットを駆使したビジネス、と言うだけで目新しいと言う認識が世間一般にありました。

ただそれだけでは弱いので『結婚式速報新聞』のビジネスも一緒にしてしまおうと考えました。

夫が主になって動いていた速報新聞ですが、ここまで来ればそんなものは関係ありません。目立つビジネスモデルにしないと勝てないと思いました。

必死で事業計画を作り、プレゼンの練習をしました。

起業家セミナーのビジネスプランの発表の日を迎えました。

外部の専門家の先生も審査員として来られてました。

その中でなんと私が優秀者3名の中のひとりに選ばれてしまいました。

起業家セミナーが縁で9月に大阪国際会議場で開かれる『ベンチャー2001KANSAI』でプレゼンテーションをする事になりました。
(第23話に続きます)







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2008年05月20日

【第21話】お金が無い!

結婚式速報新聞とドレスオーダーの2足のワラジで半年位経った頃、ついに資金的に行き詰まりました。

何せ急に勤めていた会社を放り出されたのですから、開業資金を貯め込んでいた訳でもなく生活費を食い潰して営業を続けている状態でした。

特にウェディングドレスは生地などの仕入れ費用がかさみます。

とても安い料金でオーダーを受けていましたので、収支トントンか赤字の時も多かったように思います。

なんとか資金を調達しないといけないと思ったのですが、何をどうすればいいのか、どこに行けばお金を貸してもらえるのか全く分かりませんでした。

そんな時にふと目に止まったのが地元の市役所が出している広報紙『広報ひらかた』。

その裏に小さくこんな事が書かれていました。

『大阪府起業家セミナー受講生募集中。修了者には大阪府スタートアップ資金に応募する資格が与えられます。』

その下にさらに小さく注意書きがありました。
『修了イコール融資を保証するものではありません』

注意書きは全く目に留まらず、このセミナーを受ければ融資が受けれる!と超自分勝手に解釈した私は早速、書かれていた電話番号に電話をかけました。

気楽に受けようと思って電話をかけたのですが聞くと、受けるための書類選考があるとの事でした。

毎回、大変な競争率らしいです。

自分のビジネスプランを規程の書類に書いて、それで書き足りなかったのでたくさん追加書類をつけて、自分のビジネスに対する思いのすべてを書面に書きました。

送ってすぐに大阪府の方から電話が掛かってきました。

「すばらしいビジネスプランです。ぜひ起業家セミナーを受けて下さい。」

後で良く考えるとビジネスプランの内容より書類の枚数の多さに
担当者の方が圧倒されて通ったような気がします^^;

「こいつを落としたら根に持たれそう」と思われたのではと本気で思っています^^

セミナーは2001年8月の最初の土曜日にスタートしました。

毎週土曜日、合計5回位のセミナーでした。朝から晩までみっちり商売を始めるためのノウハウを学びます。

30名の同期の方がいらっしゃいました。

100名以上の応募があったと聞きました。

セミナーの講師の方に「落ちた人の事を思って頑張れ」と言われた事を憶えています。

必死でした。講師の方のひと言ひと言を絶対聞き漏らすまい、と言う気持ちでした。

財務の話など自分は今までまったく縁が無く、知らない事ばかりでした。

勉強になったと同時に起業を志すたくさんの仲間にめぐり会えた事が自分にとってはすごく大きいものでした。
(第22話に続きます)
posted by まりんぼ at 15:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | (21〜25話)大きな転機 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月20日

【第20話】副業

全くひとりのデザイン工房ですのでデザイン画を描いてお客様にご提案→型紙→仮縫い→本縫製まで完全にひとりでやっていました。

でもドレスの注文は忘れた頃にしか入ってこない状況でしたのでまだ手があまっていました。

ドレスだけでは全然、仕事として成り立たないので色々な事をしていました。

ショップ名も「ウエディング工房てく・まりんぼ」では無く、「ビジュアル工房てく・まりんぼ」と言う名前でした。

外注で企業のパターン(型紙)を受けたり、夫が『結婚式速報新聞』と言う仕事をしていたりしていました。

『結婚式速報新聞』と言うのはこんな感じの新聞です。
速報新聞.jpg

式場にカラーレーザープリンターとパソコンを持ち込みます。

結婚式当日の模様を取材して記事にして披露宴のお開きの時ゲストの皆様に「号外です!」と言って配ります。

さっきまで自分が参加していた披露宴の模様が新聞になって手渡されるのでゲストの方の驚きは相当なものです。

A3サイズのフルカラー印刷。

時間との戦いでプリンターの調子が悪かったりしたらヒヤヒヤものです。

スリルあふれる仕事でした^^;






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2008年03月20日

【第19話】はじめてのお客様

地元広告に広告を出してもそんなにすぐにお客さんが来てくれるはずもありません。

それでも何度か出しているうちに1本の電話が掛かってきました。

最初のお客様は堺の方でした。

お母様と彼と彼のお母様、4人でお見えになりました。初回のお客様が4人とはインパクト強過ぎますね(笑)

デザイナーとしてのキャリアはあってもウエディングドレスのデザイナーは経験が無いので内心ドキドキで接客したのを憶えています。

ドレスのサンプルも無いので自分の結婚式に作ったドレスを飾りました。デザイン古っ!ですが仕方がありません。

お客様を不安に思わせたらいけないと思い、顔は笑っていましたが心の中はドキドキ不安でいっぱいでした。^^

お好みをお伺いしながらお客様の目の前でデザイン画を描きました。デザイナーですのでデザイン画は描けます。

それを見ていた花嫁さんのお母様が「さすがやね〜、大したもんや!」とおっしゃったのを覚えています。

ウェディングドレスに対する専門知識も無い私ですが、お客様にはそれを感じさせてはいけません。

ウェディングの知識はありませんがオーダーで服を作ると言う事にかけては最初に勤めた会社で配属されたのが皇室の方のお洋服を作る部隊でしたのでオーダーの洋服を作る流れは身についています。

つとめて堂々と振舞いました。そうです、これぞ『見かけ倒し』です。

しかも自宅での営業です。生活感バリバリの中での仮縫い。

こんな私にドレスのオーダーを任せて頂いて、この第1回目のお客様がいらっしゃったから次につながって行ったのだと思うとこの時のお客様にはいくら感謝してもし切れません。

ドレスをお届けした後、弾んだ声で「届きましたよ!とっても素敵!」とお電話を頂いたあの時の嬉しさは一生忘れる事がないと思います。

広告に目を留めて下さった事に感謝。お電話をくださった事に感謝。お越し下さった事に感謝。
ドレスを作らせて下さった事に感謝です。

(20話に続きます)
posted by まりんぼ at 12:39| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | (18〜20話)ウェディングに舵を切る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする